★ 雇用する企業の本音って 其の弐 ★

【つづき】

先程言いましたように、人によって、会社によって、

基準(言葉の定義)が違うわけですから、

そのあたりは明確ではありません。

ぼんやりとしているわけです。



自分(社長)の目の前にいる人間が、

どれくらい優秀な人なのか、面接だけでは分かりません。

一旦雇い入れて、試用期間中にジャッジする。

これも悪くはありませんが、ちょっと・・・という感じ。


ここで私の出番です。

なんか、水戸黄門みたいですが(笑)


通常、私が人材を紹介する場合、面接に立ち会います。

いったん、社長に求職者の履歴書・職務経歴書をご覧頂いた後、

そこには「書かれていないことばかり」お伝えします。


そうすると、その人物を立体的に判断して頂けるのです。

解りやすく言うと・・・

書類だけではアピール出来ない、

その方の特徴、人間性を思う存分言うことが出来ます。


二次元から三次元へ・・・

タテとヨコの世界に、新しく高さが加わったような感じでしょうか?


要するに、「社長が必要としていらっしゃるのは、

この方のこの部分ですよね?」と、キッパリ言います。


人間とは不思議なもので、自分のことが一番分からない生き物です。

それは会社も同じ。

いつもと同じ視点で会社を見ていると、見えない部分が出てきます。

私はその「見えていない部分」に着目し、そこをピンポイントで突くわけです。


そうすると、ご本人が口下手な、緊張しやすい方であっても、

ほぼ、お見合い=面接はうまくいきます。


「面接は慣れ」と言いますが、営業出身の方ばかりではありません。

アピールが下手な方も、当然いらっしゃいます。

技術職の方とか、ほとんどそうです。

それらの方々は、なんか損ですよね?

本人は悪くないのに、口の上手い人だけが採用されるって、

なんか理不尽じゃないですか?

私はこのやり方で、多くの方の転職をお世話してきました。



さて・・・本日のまとめです。

このブログをご覧になっている方々、

皆さんが転職される際には、求人票を見られると思います。


その場合、業界、商品特性、サービス内容、社員数、

あと、給与、福利厚生とかだけでなく、

「求められている人物像」について、

ちょっと考えられてみては如何かと思います。


就職したいと言われる方は

「とりあえずどこかの会社に入りたい」という意識が強すぎて、

入った後のことはあまり考えられません。

これは若い方も同様。


自分がしたいこと、やれること、をアピールするのは大事ですが、

面接の際に、「御社では、どんな人物像を求めていらっしゃいますか?」

という質問をされては如何でしょうか?


この質問、採用担当者に考えさせるという意味で、良いと思います。


履歴書、経歴書には書いていない、別な自分を

アピール出来る良いチャンスだと思います。

他の候補者との差別化にもなりますし。

面接担当者も「ガツガツしていないし、なんか余裕のある人だな?」

という印象を持たれると思います。


ここを突破口として、一人でも多くの方が

転職に成功して頂ければ、私も幸せです。




> The end.

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