★ 雇用する企業の本音って 其の壱 ★

皆さん、こんばんは。

さて、今夜はまず、一件ご報告を。


実はこのブログ、昨日(2009/04/24)の午前中に

『人気急上昇「求人・転職」ブログ・ランキング』の

・・・1位になりました。

・・・有り難うございます。(笑)

・・・ただ、あっという間にランク落ち、しましたけどね。(笑)



では早速、本題に入ります。

本日のタイトル、雇う企業側の論理について。


私が中高年の方々を企業へご紹介する時、

ほとんどの社長さんが言われる言葉。


それは・・・



  『 いい人を紹介してくださいね 』



ほぼ、全員が言われるこの言葉。

とてもやっかいな言葉なんです。


なぜなら・・・


人によって言葉の定義が異なるからです。

ちなみに、一般的な「いい人」って

お人よしで、真面目で、ちょっとボケキャラな

三枚目って感じでしょうか?

なんとなく、「ワキの甘い善人」という感じでしょうね?


ただし、企業の経営者が使う「いい人」って、

これとは全く違います。


彼らが意味する「いい人」の意味を

私なりに、ちょっと考えてみました。

それは・・・機能的な部分を指します。


業務(業界)における専門的知識が豊富で、

過去に華々しい成功体験があり、

人心掌握に長けていて

エネルギッシュで、

率先して若手の指導・育成を行い、

たまには悪者役を引き受けてくれて、

責任感が強く、

予算や実績に対する意識が高く、

組織に新しい風を吹き込んでくれて、

給与・待遇面には不平を言わず、

新しい挑戦に対して前向きで

常に自分(社長・上司)の味方であり、

言動にも品があって

人間的にも信頼できる

誠実で明るく真面目な人格者


・・・ざっとこんな感じです。(笑)


どの項目を重要視されるかは、その会社の状況によります。


成長著しいベンチャー企業、

地域で名の通った老舗企業、

その会社の状況、業界・業種により、

「求められる人物像=いい人の定義」は変わります。


え?

こんな人、どこにもいないって?

そうですよね?

私も同感です。(笑)


でも、多くの採用現場では、予めこのような理想像があり、

それになるべく近い人物を雇い入れようという意識が働きます。

あれもこれも、とりあえず希望は入れておけ!という感じです。


さて、私は過去のブログに書いた通り、

求職者の「経歴以外の部分」を重要視しています。

ここでポイントになるのは、求職者の価値観・人生観です。


国家資格や各種試験での認証物があれば、

それは第三者による客観的な評価である為、

「持っていれば採用、持っていなければ不採用」と

判定基準が明確です。

もう、それ以上のことは何も言えません、サヨウナラ。


しかし、これを別の面から見たら、

資格がなければ出来ない仕事

・・・以外は、

「採用する側のフィーリング次第」ってコト

・・・ですよね?


・・・フィーリング

分かったような、分からないような、この言葉。

・・・なんと素敵な響きでしょうか。

だんだん、人間臭くなってきました。(笑)





【つづく】


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